こんにちは。フリーランスwebデザイナーとして活動しているasaです。
今回は、フリーランスの働き方の一つとして「業務委託」という働き方があるので、ご紹介させていただきます。
私自身も、継続案件と同時に業務委託を複数社と結んでおりますので、実体験も交えてお伝えいたします。
これから、フリーランスwebデザイナーを目指す方や、すでにフリーランスwebデザイナーで活動されてる方の参考になれば幸いです。
今回の記事は「フリーランスWebデザイナー必見|業務委託とは?仕組みと注意点を徹底解説」
業務委託とは?基本の仕組みを解説

フリーランスの代表的な働き方として、企業と雇用契約を結ばない「業務委託」が多いです。
業務委託契約とは(雇用契約との違い)
業務委託は、取引先が社内で行う仕事の一部を外部に委託し、仕事を受けたフリーランスは「成果物」や「役務(サービスや労働作業など)を提供することによって報酬を受け取ることになります。
企業によって、稼働時間や連絡必須の時間帯などもあるので、予め内容を確認することをオススメします。
業務委託の種類(請負契約 / 委任・準委任契約)

業務委託には契約種類が存在します。
フリーランスWebデザイナーが業務委託で働くメリット

自由な働き方ができる

私も業務委託契約で仕事をしておりますが、納期さえ厳守すれば何時に稼働してもOKで、時間も拘束されていないです。レスポンスとスケジュール管理は大切ですが、とても自由に効率よくお仕事ができています。
会社で雇用契約を結ぶ場合は、9:00から18:00の休憩1時間(実働8時間)などと決められた時間、場所で仕事をする必要がありますが、業務委託は、企業と直接雇用契約を結ぶわけではないので、時間や場所を拘束されることがなく(個人情報などもあるため、自宅のみでの勤務しかダメな企業様も多いです)自由な働き方ができます。
スキルを活かした案件選びができる
ご自身の得意な分野で、案件も選べるのでスキルを持っている方には、ダントツでオススメな働き方です!
事務関連、webデザイナー、コーダー、エンジニア、ネットショップ運営、物件撮影など、たくさんの業種があります。
「業務委託」で検索をすると、たくさんのお仕事があるので、ぜひ検索してみてください!
一部を下記に紹介。
事務スキルのある方におすすめ!「フジ子さん」


バックスタッフ(PCを使った事務経験や、経理・Web・人事・総務・秘書業務など)の経験がある方ならどなたでも応募可能!! さらに、ECサイト運営や、HPの作成、イラスト作業ができる方なら大歓迎!


あまり時間が取れないママさんにおすすめ!「ママーワークス」





私もママワークスさんで、複数社契約になったことがあります◎ママでなくても応募はOKとのことでした。フリーランスにおすすめです。
在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークスの利用がおすすめです。
ママじゃないと応募できないわけではなく、フリーランスでも応募できます◎
稼働時間や、報酬、振込日まで詳細に記載されているのでおすすめです。
継続契約のチャンスも
業務委託は雇用契約を結ばずに、社内で足りていない業務を外部に委託しているため、企業によっては1ヶ月などの短期で終わることも。企業側もスキルを確認してから継続していけるかを判断したいため、仕事への姿勢を見せたり、積極的な提案でそのまま継続案件につながることも多いです。
私自身も、3ヶ月の短期契約から、そのまま継続に繋がって継続している案件があります。
業務委託のデメリットと注意点


契約内容のトラブルが起こりやすい
私は、これまで契約のトラブルは起きたことがないですが、下記のようなトラブルが実際にあったようなので、記載しておきます。業務委託契約を結ぶ前に必ず確認してくださいね。
- 報酬が支払われない
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報酬の支払いがなく困るといったケースも稀にあります。支払いの遅延は独占禁止法や下請法に抵触する可能性があるので、遠慮なく催促の連絡をしましょう。
- 偽装請負によるトラブル
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業務委託であるにもかかわらず、その会社の労働者と同じように、就業時間が決められている。業務の命令を受けるなどの働き方をさせられている場合は、「偽装請負」の可能性が高いので、専門家に相談しましょう。
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まずは依頼時の仕事内容を確認。追加された内容を把握した上で追加報酬の打診をしましょう。
社会保険や税金は自己管理


会社に雇用されていると、税金や社会保険は全て会社がやってくれますが、フリーランスは自分で管理する必要があります。フリーランスや個人経営者に多いのですが、売上=手取り。と勘違いしてしまい、税金が払えないケースをよく耳にします。
全ての管理をするのがフリーランス、個人経営、いわゆる経営をしている人の宿命です。
社会保険や、税金などの知識は必ず身につけておきましょう。
成果物の責任が自分にある場合も
業務委託契約の契約書に記載されていることが多いですが、成果物のクオリティが低く、納品が完了しない場合などには、責任が自分にあることも頭に入れておきましょう。
不当な依頼内容ではなく、自分のクオリティの問題でクライアントに迷惑をかけてしまうことがないようにスキルに見合った案件を受注しましょう。
業務委託契約書のチェックポイント


後々にトラブルにならないよう、業務委託契約書はしっかりと確認をしてから契約しよう。
報酬と支払い条件



翌々月末払いなどもあるので、支払い方法や振込のタイミングは、最初から記載されている案件を選ぶのがいいです◎
報酬の金額や支払い方法、振込のタイミング(例:月末締め翌月末払い)などは、業務委託契約で最も重要なポイントのひとつです。口頭でのやりとりでは後々トラブルになる可能性があるため、契約書に明記しておくことが大切です。成果物ごとに支払うのか、作業時間に応じて支払うのかといった契約形態の確認も忘れずに。
納期と成果物の定義



納期は必ず確認!1案件、おおよそ何時間くらいで完成できるのか、クオリティの質は下がらないか。など、あらかじめすり合わせしてください。
「いつまでに、何を納品するのか」が明確でないと、認識のズレが生じやすくなります。納期に加えて、「どのレベルまで仕上げれば完成と見なすか」や「納品形式」など、成果物の定義も細かく取り決めておくことで、トラブルの予防になります。
知的財産権・秘密保持条項



著作権や、秘密保持契約は法律に関わる大切なことです。契約違反をした際は、罰金になる可能性も大いにあります。業務委託契約書に記載があるので、細かくチェックしてください。
納品した制作物の著作権が誰に帰属するのか(クライアント側か、制作者側か)は必ず確認しておくべきです。また、業務を通じて知り得た情報(商品の企画情報・顧客情報など)を第三者に漏らしてはいけない旨の「秘密保持契約(NDA)」が含まれているかも確認しましょう。フリーランスとして信頼を得るためにも重要な部分です。
初めて業務委託で働く人に向けたアドバイス


契約前に確認するべきこと



実際に作業を開始しようとすると、疑問点などが出てくることもあります。契約してから取り下げはできないので、稼働することを想定して取り決めをきちんとしてください。
契約を結ぶ前には、仕事内容の範囲や報酬、納期、契約期間、契約終了時の条件(解約条件や更新方法)などをしっかり確認しましょう。また、業務遂行にあたって使用するツールや連絡手段などの業務フローも事前に確認しておくと、スムーズに仕事を進められます。
トラブルを防ぐコミュニケーション術



報連相はフリーランスは一番大切!と言っても過言ではないです。連絡がつかない、何をしているかわからない。など、信頼を失わないよう、迅速な連絡は最初から身につけておきましょう。
業務委託ではクライアントとの関係が対等であるため、曖昧な表現や思い込みは禁物です。分からない点は遠慮せず確認し、こまめな報連相(報告・連絡・相談)を心がけましょう。定期的な進捗報告を行うことも信頼関係を築く鍵になります。
収入管理・確定申告の準備
業務委託は給与ではなく「報酬」という形で支払われるため、自分で税金や社会保険を管理する必要があります。案件ごとに請求書を発行し、収支を記録する習慣をつけましょう。年1回の確定申告に備えて、会計ソフトの利用や帳簿の整備も早めにスタートしておくのがおすすめです。
フリーランスにおすすめで、画面も見やすいクラウド会計ソフト【freee会計】がおすすめです。
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まとめ|業務委託を正しく理解してフリーランスを長く続けよう


業務委託は、フリーランスWebデザイナーとして自由に働くための重要な契約形態です。しかし、自由である反面、契約内容の理解不足やコミュニケーションのすれ違いが思わぬトラブルにつながることもあります。
契約前にしっかりと条件を確認し、契約書のチェックポイント(報酬・納期・権利関係など)を押さえることが、安心して仕事を進めるための第一歩です。また、自己管理能力や税務知識を身につけることで、収入面でも安定しやすくなります。
私も、様々な働き方( 業務委託(案件単価制・時給制) / 直案件 / クラウドソーシングなど)をしてきて、6年目の今、ようやく安定した収入を得られるようになってます。
業務委託といっても、案件の取り方によっては、オーバーワークになって体調を崩したり、収入が低くなって気持ちが焦ってしまうこともあります。
案件選びは慎重に、最適で安全なフリーランスとして活躍してくださいね。