【初心者向け】Figmaでワイヤーフレームを作成|導入方法から作成方法まで画像で解説

Figmaでワイヤーフレーム作成!画像付きで徹底で解説
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現役フリーランスweb・ECデザイナー6年目突入。
クライアントワークで得た実務に使える知識やデザイン制作、副業のノウハウを実体験ベースで発信。
cliant work / illustrator・photoshop
AI / adobe firefly・Midjouney・Canva

【初心者向け】Figmaでワイヤーフレームを作成してみた|無料でできるサイト設計の第一歩

Webサイトを作るとき、いきなりデザインから始めると構成がブレたり、修正が多くなったりしがちです。
そんなときに役立つのが「ワイヤーフレーム」。ページ構成を視覚化することで、全体像を整理しながら制作を進められます。


今回は、無料で使えるデザインツール「Figma(フィグマ)」を使って、初心者でも簡単にワイヤーフレームを作る方法を紹介します。
アカウント登録から基本操作、実際の作成手順まで、初めての方でもスムーズに学べる内容になっています。

こんな方におすすめ
  • Webデザインをこれから学びたい方
  • サイト制作の流れを理解したい方
  • 無料で使えるデザインツールを探している方
  • クライアントに提案できる資料を作りたい方
  • Figmaを使ったことがない初心者
目次

Figma(フィグマ)って何?

figma
  • FigmaはWebブラウザ上で使える無料のデザインツール
  • Adobe XDやPhotoshopと違い、インストール不要でどこでも編集可能
  • UI/UXデザイン、Webサイト、アプリデザインなど幅広く対応

Figmaが人気の理由

  • 無料でチーム共同編集ができる
  • クラウド上で保存されるため、データ管理が簡単
  • 操作が直感的で初心者でも扱いやすい

ワイヤーフレームとは?

=設計図。

asa

web関連のお仕事は、時間がとても大切=修正が多いことはなるべく避けるべきです。そのためにも最初の設計をしっかりと共有することで、クライアントとの共有がしっかりとできスムーズに納品できます。
下記は、私が実際にfigmaで簡易的に作成したワイヤーフレームです。

リフォームサイトワイヤーフレーム

ワイヤーフレームの役割

  • Webサイトの構成や情報の配置を可視化する設計図
  • コンテンツや導線を整理して、デザイン前に全体像を把握する目的

ワイヤーフレームを作るメリット

  • デザインの方向性を共有しやすい
  • 修正が簡単で制作の無駄を減らせる
  • クライアントやチームとの認識を合わせられる

Figmaの導入方法からワイヤーフレーム作成までを画像で解説!

asa

Webサイトの構成を考えるとき、「ファーストビュー」「メインコンテンツ」「フッター」は大きな3つのブロックになります。今回は大きく3つに分けてご紹介!

webサイト構成

Figmaの登録手順とワイヤーフレームの土台を作成

STEP
figmaの公式サイトにアクセスをしてGoogleで続行を押す

公式サイト(https://www.figma.com/)にアクセスして、Googleで続行を押してください。

STEP
自分のGoogleアカウントを選択してクリック
2.自分のGoogleアカウントを選択してクリック
STEP
初期画面が開くので、右上の「Make」をクリックする
3.初期画面が開くので、右上の「Make」をクリックする
STEP
左上のFigmaのロゴを押して、ファイル→新規→designを選択する
左上のFigmaのロゴを押して、ファイル→新規→designを選択する
STEP
下部にツールバーがあるので、#のようなマーク「フレーム」を選択して、右側のメニューからデスクトップを選択
下部のツールバーからフレームを選択する

デスクトップを押すと下記のように、フレームが出来上がります。

フレームを作る時は【#】と覚えておくといいです!

デスクトップのサイズのフレームができる。

上記は、拡大されて表示されているので、Macの場合はcommand押しながら、マウスをくるくる。もしくは別の方法で、拡大、縮小をして画面を下記のようにワイヤーフレーム全体が見えるようにします。

今回は1600×5000で設定してます

今回のワイヤーフレームは1600*5000で作成してますが、クライアントワークの際は指定があることもあるので、予めサイト作成前に擦り合わせすることも大切です。

STEP
ラフを横に置きたいので、ツールバーから四角マークを選択して、その中の画像をクリック
ラフ案を横に置きたいので、ツールバーから四角マークを選択して、その中の画像をクリック

画像挿入するときは【四角マークの中】から、画像・動画を選択する

STEP
ラフ案を元にワイヤーフレームを作成していきます
ラフ案を元にワイヤーフレームを作成していきます

ヘッダー作成

まずは、ファーストビュー!サイトの一番上にある部分を作成していきます。

ユーザーが最初に目にする部分。
「離脱させない」「興味を持たせる」ことが目的のエリアです。

webサイト構成_ファーストビュー

ファーストビューの役割

  • ロゴ(ブランド認知・トップページへのリンク)
  • グローバルナビゲーション(グロナビ) 例:ホーム / 事業内容 / 料金 / 会社概要 / お問い合わせ など
  • メインビジュアル(キービジュアル) 画像・動画・スライダーなど
  • キャッチコピー / サブコピー 会社やサービスの魅力を一言で伝えるメッセージ
  • CTA(Call To Action)ボタン 例:「お問い合わせはこちら」「無料見積もり」など
  • ヘッダー固定メニュー(Sticky Header)(必要に応じて)スクロールしても上部に残るナビゲーションバー
asa

それでは、早速ファーストビューから、作成していきましょう!

STEP
ロゴ部分を作成するために、ツールバーから長方形を選択する
ヘッダーのロゴから作成する

サイズや、塗りのカラーなどは右側のプロパティにあります。

サイズや塗りのカラーなどは右側にあります

次にテキストを入れたいので、ツールからTを選択して、画面をクリックします

テキストを作りたいので、にTを選択して、画面をクリックします

テキスト入力ができたら、テキストを長方形の中央に配置する

テキスト入力ができたら、任意の場所に配置する

ロゴ横のグローバルナビの箇所もテキストで配置するだけなので、そのまま配置して調整していきます。

STEP
お問い合わせボタン部分を作成する
ヘッダーのテキストを全て入力したら、角の形状を丸くして、テキスト入力して配置する
  • 長方形を選択して「角の半径」を任意の数字にして丸くする
  • 「メールでお問い合わせ」をテキストで作成する。※ボタンの上にテキストを持っていきたい時は右クリックで最前面を選択する
  • テキストの中央寄せをする
STEP
メインビジュアルを作成する

ツールから長方形を選択して、サイズを1600*900サイズにして作成する

メインビジュアルの画像部分を作成する
  • 長方形の上にテキストを作成して配置する
  • 長方形を作成して、角の半径に数値を入れて丸みを出したボタンを作成する
  • ボタン上のテキストを作成して配置する
メインビジュアルのテキストを入れて、問い合わせCTAボタンを作る

ファーストビュー完成!

ファーストビュー完成

メインコンテンツ作成

サイトの中心となる情報エリア。
目的に応じて構成が変わります(コーポレート/サービスサイトなど)

webサイト構成_メインコンテンツ

メインコンテンツの役割

  • 会社紹介 / サービス紹介 / 商品紹介 写真・アイコン・テキスト・比較表など
  • 特徴・強みセクション 例:「選ばれる理由」「3つのポイント」など
  • 料金プラン / メニュー表 価格一覧や料金体系
  • 実績紹介 / 施工事例 / ポートフォリオ 写真+説明文+リンク
  • お客様の声 / レビュー 信頼性を高める要素
  • よくある質問(FAQ)問い合わせ前の不安解消
  • お問い合わせ導線 / CTA 中間地点にもボタンを設置してコンバージョンを促す
  • 最新情報 / お知らせ / ブログ記事一覧(必要に応じて)
asa

ここからはメインコンテンツ(中央部)のワイヤーフレームを作成していきます

STEP
メインコンテンツ部分を作成したいのでFigmaのロゴマーク→閲覧→定規を押す
メインコンテンツ部分を作成したいのでFigmaのロゴマーク→閲覧→定規を押す
定規ができたらスライドして1300の幅の長方形に合わせて定規を敷く

コンテンツ幅を全体の幅より狭くした幅、1300pxで定規を敷きます。※指定があるときは優先※
サイト全体で見たときに全てが横幅いっぱいだと見えづらいため、横幅を狭くしてます。

STEP
施工実績の画像部分を作成する
施工実績の画像部分を作成する
STEP
ワイヤーフレームに沿って同じように作成していきます
同じ繰り返しをしていく

使うパーツや動作は、ほぼ同じなので、操作は同じです。
ラフ案に沿ってメインコンテンツ部分を作成していきます。

メインコンテンツ完成!

メインコンテンツ作成

フッター作成

ページの最下部にある定番情報エリア。
信頼感・利便性を補強する役割。

フッターの役割

  • ロゴ(小型版)
  • フッターナビゲーション 例:会社概要 / 採用情報 / プライバシーポリシー / サイトマップ
  • 住所・電話番号・営業時間などの基本情報
  • SNSリンク(Instagram / X / Facebookなど)
  • 著作権表記(Copyright)
  • お問い合わせボタン / フォームへのリンク
  • ページトップボタン(スクロールアップ)
asa

あと少しです!最後に、フッターを作成していきましょう!

STEP
フッター部分はこれまで作成したものをコピーできる箇所はコピーし、テキストを配置していく。
フッター部分はコピーできる箇所はコピーし、テキストを配置していく。
STEP
文字の間隔が詰まっているので行間を変更する
文字の間隔が詰まっているので行間を変更する
STEP
ペンを選択してブログ部分のテキストになる箇所をツールの線で作成していく
ペンを選択してテキストの部分を作成していく
線を作成すると右側に線の色や太さが変えられるので任意の方法に設定

線の色や太さなどを変更したい時は、右側のプロパティパネルにあるので変更可能です。

STEP
完成
完成

フッター完成!

フッター完成

ワイヤーフレーム書き出し方法

右下のエクスポートを押してダウンロード形式を選択してDesktop-1をエクスポートでダウンロード

右下のエクスポートを押してダウンロード形式を選択してDesktop-1をエクスポートでダウンロード

1xで保存をしていますが、Retinaディスプレイ対応にするために2xを使用することもあるので、書き出し方法に合わせてご利用ください。

【まとめ】Figmaはweb制作者にとって最強のツール!

Figmaを使えば、初心者でも直感的にワイヤーフレームを作成できます。まずはシンプルな構成から始めて、デザインの基礎を一緒に身につけていきましょう。

リフォームサイトワイヤーフレーム

操作に慣れて仕舞えば、簡単にワイヤーフレームが作成できるので、ぜひクライアント業務にも活かしてくださいね。

Figmaでワイヤーフレーム作成!画像付きで徹底で解説

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この記事を書いた人

web・ECデザイナー歴6年目。わかりやすく、簡潔で、見やすい、誰かのお助けになれるブログ運営を目指しています。
趣味は音楽・映画鑑賞・ドライブ。
交流会とかコミュニティが苦手の引きこもりデザイナーです。

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